考察はなく、ただ記述するだけの

大丈夫。そこはキミの居場所じゃない。

NOW or NEVER

前記事から一転して「なぜ今?」に対する割と現実的な結論の方向。
前記事を推して下さってる方にはお薦めしない。

 

そう言えば前記事を書いた後に、
「新体制になってからのジャニーズ事務所は変わりました」
系記事にぶち当たって、はいはい。お馴染みのヤツね気分になった。

 

「なぜ今?」問題は事務所の視点から考えてもかなり不可解に思える。

 

自分でも何やってんだろうと思いながら調べたら
名入れどら焼きは納品までだいたい3日から一週間くらいはかかるっぽいから
やはり一連の大仕事と並行して事務所も準備を進めていた訳で
事務所もこのタイミングで発表することを許可していることには疑いがない。

 

今、人気絶頂のアイドルとして二宮くんの結婚は
はっきり言って相手もタイミングも最悪だったと思う。

いつ誰と結婚しようが文句言うんだろと揶揄する人は必ずいるが
アイドル事務所としてはそんなことはもちろん承知で
その絶対数を限りなく0に近付けるのが
アイドル事務所としてのリスクヘッジだろう。

 

まずアイドル事務所としてアイドルの結婚というのがとにかくデメリットだ。
アイドルの存在自体が多様化している現在においても
アイドルは基本的にはファンに疑似恋愛を提供することによって成り立つ商売だからだ。
アイドルの結婚は疑似恋愛の終焉を意味する。
それは商品価値の下落を意味する。
まして嵐は今一番のドル箱商品とあらばなおさらだ。

 

相手に関しては事務所が選んだ人と無理矢理結婚させるなんてことは
さすがに出来ないので、タレントの意思を尊重せざるを得ないが、
それでも正直相手に関しては事務所的には相当難色を示していたのではないかと思う。

「女が最も嫌うタイプの女」は男性アイドルの結婚相手としては最悪だからだ。

 

既に報道されてる通り、今後「一般人」として
名前や写真の掲載を取りやめた上で、
例の匂わせについても一切触れないようマスコミに通告出したこと、
その通告自体を表に出さないよう通告していたことも悪手に悪手を重ねている。

この通告をニノが知らないはずはないのだが、
ジャニーズ事務所はこれが公にならないよう忖度させることは出来なかったのだろうか。

 

相手は事務所の意のままにはいかないにしても
時期は少なくともある程度は事務所の意向に沿う形を取ることが可能だろう。

 

じゃあ今このタイミングで結婚を許可したのはなぜか。
普通に考えて事務所に全くメリットがない。
こんなタイミングで結婚させるくらいなら、休止発表以前にとっととさせていた方が
まだ好印象だったのではないか。

 

ファンの気持ちを慮るとか、そんな配慮の話ではなく単純にビジネスの話だ。
昨日まで100万売り上げていたコンテンツが今日突然70万しか売れなくなったら
企業としては大損害だ。

 

そうなるとその30万を補ってあまりある利が事務所にあったと考えるのが妥当だ。

 

出来れば外れて欲しい、杞憂であって欲しい考えを
ここしばらくはずっと疑念として抱えているのだけど、
事務所が政権との癒着を強めていく(ように見える)中で
この相手と時期で結婚を赦しても利があるという勝算があったからこそ
認めたのではないか。

 

桜疑惑隠しにはどら焼き発注のタイミングを考慮すると動きが早過ぎる気がしていた。
発注当時ここまで大きな問題になると予見できただろうか。
しかしFTAを見据えてのことだと考えると割とタイミングは符合する気がする。
桜疑惑にはエリカ様というところか。

 

二宮くんがどのあたりで彼女との結婚を決意したかは私なんぞにはわからないけれど
少なくとも二度目に撮られた時にはしていたろうと思う。
水面下で事務所と結婚のための交渉をずっと続けていたろうと思うし
交際5年の長さは同時にそれがなかなか叶わなかったことも容易に想像できる。

 

二宮くんにしてみれば長い長い交渉、なかなか得られない結婚許可、年上の彼女の年齢。
幾分先の見えない中、この好機を逃すと次は無いかもしれないと考えたのではないか。
だからタイミングの悪さは重々承知でそれでも踏み切らないといけなかったのではないか。

 

彼女の誕生日を調べたら1980年の12月23日生まれだった。
ふむ。39歳と40歳の差はめちゃめちゃ大きいけど、この年齢の女にとって
38歳と39歳の差も案外デカいよな。
20周年コンが終わるまで待って、たった2日の差で自分の結婚時の年齢が変わるのは
避けたいところだろう。

 

男は基本的にみんなマザコンだし、嵐も例に漏れないけれど
オリジナルソングかましてくるような、割と重症な彼のことだから、
お母さんに孫を見せてあげたいというのもあると思う。
結婚自体はともかく妊娠となると高齢になればなるほど出産リスクは高まる。

 

光Genjiの時代はとうに終わり、良くも悪くもSMAPパイセンは
男性アイドルを長寿化させた。
短命だった時代のアイドルは適齢期と言われる年齢の内に
アイドルの肩書を下ろすことが出来たし、
それによって結婚も今より比較的楽に出来た。

 

そんな男性アイドルの功罪を負ったSMAPの看板だった
絶頂期の「キムタク」の結婚は当時の彼の圧倒的カリスマ性
(と相手女性のジャニーズ事務所との親密ぶり)によって赦されたものだった。

 

彼の結婚は他のジャニーズタレントの結婚とは一人だけ趣が異なっていると思うが、
ファンから圧倒的に嫌われていた人物と結婚したという点では二宮くんと同じだ。

 

その木村くんと、今までほぼ接点がなかったにもかかわらず、
事務所のゴタゴタに伴う思いがけない共演をきっかけに、
出会ったことも大きく影響していると思う。

 

彼も自身のファンからは総スカンだった人を伴侶にした人だけど
娘さんが芸能界入りするレベルにまでなって
世間的にはもう「当時は色々言われたものの認められた」感があるのではないか。
というか二宮くんがそう捉えているのではないか。

 

ただ二宮くんに言いたいのはたぶん木村くんのファンの人は今でも
彼女のことは心底大嫌いだと思いますよってことだ。
娘さんが紛れもなく木村くんの遺伝子を受け継いだことを

その顔ではっきり語っていても
木村くんの遺伝子を遺してくれてありがとうとはならないだろう。
姑が孫は可愛いけど孫を生んでくれて嫁ありがとう。
とはならないのと同じ理屈で。

 

今、公表してないだけで実は妊娠しているのでは?と思っている人も散見するけど
ただでさえ信頼が地に落ちてるのに、妊娠を後出ししたらもう後がないのではと思ったが、
逆にこれ以上、信頼を失う展開なんて果たしてあるかなと考えた時、
来年の国立公演直前に第一子誕生が報じられるというのが私の中で急浮上してきた。

 

それにしても二宮くん視点で見れば
自分はこれからもいくらでもモテるのに、
妊娠した訳でもない(今のところ報道を信じるとして)
40歳手前の年上女と5年愛を貫いて結婚したのだから、
世間一般的には男気があるとかって褒められこそすれ

貶されるようなものではないはずだし
彼女視点で見れば彼のために順調だった仕事も辞めて
いくら口約束とかされてたとしても特に婚約とかしてた訳でもないだろうし
自分の年齢を考えると出産リスクもあるのに専業主婦(内縁の妻)状態で
本人さえその気になれば女に不自由しないようなポジションの彼を
ひたすら信じて5年待ち続けてようやく実らせた愛なのだから
健気で一途だと称賛されるような話のはずなのにね(棒)。

 

いずれにせよ結婚は事実なので、
これは今後の嵐メンバーの結婚に関しての試金石になったろうと思う。

 

前記事でも触れたけど、翔さんのコメントをずっと考えていて
前記事とは違う部分の

 

この度の二宮の決断に関し、中学生の頃に出会った幼馴染みの一人としては、
幸せになってほしいと願うばかりです。

 

も引っかかっている。

 

Twitter界隈では「幼馴染みの一人としては」だから
嵐としては祝福していないのでは?という感想が多かったけれど
私は「は」の方が気になる。

 

幼馴染の一人として「は」
幼馴染の一人として
幼馴染の一人として「も」
 
たった一文字だけで、全て印象が異なる。

 

「は」というのは独立というか切り離したというか
そこだけを強調するような印象を受け手に与える。

 

ファンに「言葉」で思いを届けることにずっと心を砕いて来た翔さんが
そのあたりを間違えるはずはないと私は考えている。
あえて「は」を選んでいるのだ。

 

(他の人がどう思っているかは知らないがとにかく)幼馴染みの一人としては
(他の関係性に関しては言及しないがとにかく)幼馴染みの一人としては

 

「は」によってない場所に浮かび上がってくる言葉はざっとこんな感じだろうか。
みんなが感じた違和感は後者が当て嵌まる。

 

この流れを受けて翔さんが結婚を決意した時にどうするのか。
以前に夜会で翔さんが言った自分たちにとって結婚はリスクという発言を思い出す。

 

マスコミはこれを機に嵐メンバーの結婚ラッシュが一気に来ると謳っていたりもするけど、
この失敗(はっきり書いてしまうがそうとしか思えない)を受けて
今後、他メンバーが己の結婚とどう向き合っていくのか
何気に重い課題を残したように思う。
(しかし一か月後に相葉くんがバースデー婚を電撃発表する可能性も捨てきれない。)