考察はなく、ただ記述するだけの

大丈夫。そこはキミの居場所じゃない。

嵐が一番だった二宮くんが嵐で一番に結婚した。

結論はお花畑の方向。

 

Twitterでトレンドにニノが結婚。20時に発表。という内容が上がった時は完全にガセだろうと高を括っていた。実際20時を過ぎても何も起こらず、今度は21時説が浮上してきた。yahooニュースを見た時点ではまだ半信半疑で、公式発表されたことをTLから察し、かなり遅れてFCからのメールと続き、事実だということを知るに至る。

 

一応、経緯を書いたけど、正直それはどうでもよくて、結局この話題は「なぜ今?」に尽きると思う。

 

この「なぜ今?」にはいくつかの意味があって、まず一つは巷でも言われている通り、活動休止に入ってからではダメだったのかということ。

これは当然、ファンが直接コンタクトを取れる数少ない機会であるコンサートの直前というバッドタイミングであることも意味している。

これが熱愛報道なら、直前でも本人の意思とは無関係に出たもので、マスコミにとって「最も効果的なタイミング」だったということなので、理解は出来る。

しかし今回は自らの意思だ。

これまでも嵐はコンサート直前に熱愛がすっぱ抜かれて、大変だったことがある訳でそれを百も承知した上でのこれだから「なぜ今?」感は自ずと強くなる。

 

今一つは何より嵐の活動を一番に考えていると思われる人だった、あのニノがその嵐の活動に水を差すような行為を自ら行ったことに対して、ファンとして合点がいかないということ。

ジャニオタにとってジャニタレの恋愛関係は最もセンシティブな話題なので、彼にこの決断をさせたのが彼女だった場合、ダメージが計り知れないこと。

 

何とか納得のいく理由を求めたオタが出した答えは当然、彼女が妊娠したからだったけど報道によると妊娠はしてないという。謎。さらに謎。

 

発表から一夜明けて、休止発表会見の時と同じようにネットには「なぜ今?」に対する色んな考察記事が上がり、休止発表会見の時と同じように私はそれらに目を通した。

一つは国民祭典、ジェットストームと嵐としての大仕事が終わり一段落着いたから。

一つは休止まで待つと彼女が40歳を迎えてしまうから。これは当然妊娠も考慮してのこと。

 

今のところ、なるほどそれでこのタイミングか!と膝を打つようなものには会えていない。

 

休止期間に入ってからの結婚だとやはりジャニーズのアイドルとして活動している間は
結婚できないのだと言われてしまうから敢えて今を選んだという意見も見かけたけど、
もしそうなら、世間がそう言うことが一体何だというのか、
なぜわざわざ世間にそう言わせないために結婚時期を早めるのか理解に苦しむ。

 

ファンが活動休止以降にして欲しかったと思うのはもちろんファンのエゴだ。
彼の人生は彼のものなので、彼はいつでも誰とでも法律さえ許せば
(万人から祝福されようが、逆に誰一人からも祝福されなかろうが)
結婚することが出来る。これは正にcanの出来るだ。

 

そんなことはファンだって百も承知している。
メンバーの中にはニノを含め長く交際を続けている彼女がいることも知っている。
彼らが世間一般の適齢期を迎えている、というか若干過ぎていることもわかっている。
活動休止発表以前は、むしろファンの一定数はそのいつかのXデーがいつ来るか
怯えていたと思う。明日来るかも知れないし、5年先かも知れないし、
いつ来るかわからないのはとても怖い。

そこに活動休止発表。
智が休みたいというのが理由だとしてもファンの多くはこの活動休止期間に結婚の動きがあるだろうと覚悟したのではないか。
逆に言えばそこまでは自分たちファンに与えられた猶予期間だと認識したのではないか。

休止発表以降の彼らの言動、行動は嵐の活動に己の全てを注力する姿勢が
ありありと見て取れたし、故にファンはその思いを一層強くしていったと思う。

そこにファンは(勝手に)互いに暗黙の了解があると考えていた。
契約書にサインをした訳でもハンコを撞いた訳でもないのに。

 だから勝手に約束を反故にされたような気分を味わっているのだ。

 

またそういう結論に至った経緯を詳らかにすることでファンが持つ不安の多くを取り除けることを彼らは休止発表会見の場で身を持って証明した。
なのに今回それをやらないのも、SNS解禁で「僕らがもっと近くに」とあれほど大々的に謳ったのに、この件に関してはアナログ時代のジャニーズのそれであることも
色んなことが矛盾している。

 

2019年11月13日現在、コメントを発表しているのは翔くんと相葉くんだけで、
多少の時間差はあったかも知れないけれど、この発表に至るまでに
4人は話を聞かされているだろうし、当然何らかのコメントを求められることになることも察しがつかないはずないので、用意する時間も例え短くてもあったはずであることを考えると、あとの2人分がなぜ出て来ないのかは疑問。

 

その翔くんのこのコメントを見て突然心底ゾッとした。

 

”より一層、嵐を全うしたいと思います。”

 

もうわかってはいたことなのだけれど
彼はこの道以外を全て捨てる覚悟をしたのだと「はっきり」わかった。

 

彼が2020年末まで結婚しないことはほぼほぼ確定だろう。
例えそのことがその時付き合ってる彼女と破局する原因になったとしても
恐らく彼はそういう道を選ぶだろう。

 

ここ数年で私は翔くんの印象がとても変わって、私が思ってるより翔くんはずっとずっと深く嵐を愛していたんだなと思わされる場面が多々あって、それを踏まえて
実は休止後について、密かに最も心配しているのが彼で。

にのが嵐をどれほど大切に思っているか、
僕のものは嵐のもの。嵐のものは嵐のもの。
みたいな人で、嵐以降の彼の人生はほぼほぼその全てを嵐に賭してきた人だし、

彼を形作っているのは嵐だと言っても過言じゃないくらいの人で
私たちはそれをこれまで幾度となく痛感してきた。

 

その二宮くんより、ここ最近は翔さんのことばかり心配していた。
私がニノより翔さんの方が怖いと思うのは、翔さんの方が強いと思っているからだ。
強いと思っていたものがそうでもなかったら、それは案外脆い。

 

ニノは感受性豊かで繊細で、とても愛情深くて、故に脆くて危うい。
昔の相葉くんも同じような危なっかしさを湛えていたのだけど、
強くなった今となっては、下手に外皮に柔軟性を持つニノの方が
目に見えて割れない分、内側が壊れていても気付かれにくい。
ちょうど表面パッと見は割れていないグラスが洗ってる途中に
突然パリンと割れてしまうように。

 

表面に見えていないものを私は見誤っていたのではないか。

 

やはり二宮くんはどこまでも嵐が好きで好きで好きで
迫りくる2020年末を私たちオタよりずっとずっと恐れているのではないか。

そこから逃れるために彼が出した唯一の答えであり手段が結婚だったのではないか。

結婚すれば生活が安定して仕事に邁進できるとかそんな生易しい話じゃない。

藁にも縋る思いで、逃げ場所を求めているのではないか。

嵐が一番だからこそ嵐で一番最初に結婚しなければならなかったのではないか。

その場所は2021年の元日には「完全な状態で」そこになくてはならない。
より「完全」に近づける為には当然、子供がいる方がモアベターだ。

彼女の自分のファンからの評判は彼も重々承知しているだろう。
デキ婚はさらに事態を悪化させることを考えると
きちんと入籍→妊娠→出産のプロセスを踏むのが賢明なのは自明。

活動休止してから始めていたのでは間に合わない。
それはテストが始まってからテスト勉強を始めるようなものだ。

だとしたら、休止前でなければならなかったことにも
1年前なことにも一応は納得がいく。

 

それでも5×20ツアー終了後でも良かったのではないかという思いは拭えないが、
彼らのスケジュールなど私たちが知る由もないので、

来年早々から動きがあるのかも知れない。 知らんけど。