考察はなく、ただ記述するだけの

大丈夫。そこはキミの居場所じゃない。

嵐・活動休止発表に伴う時系列および私的メモ②

 本人たちサイドから発されたもの以外は全部嘘と妄想と憶測だよ。の続き。

 

Chapter 4  翔さん(zero、オトノハ)

 今年最初のオトノハの更新は2019年1月15日
2019所信表明
”必ず見てくれているあなた”へ届けることを
意識しながら書いて行こうと思っております。

 

次の更新は2/15

休止発表後

”keepin' on 無我夢中 ”

 

10周年 2008年11月3日付けのオトノハが

”keep on 無我夢中”

 

”必ず見てくれているあなた”には必ず届くと信じてくれているからこそのフレーズ。

 

 

zeroの翔さんのコメントで気になったもの抜粋。

 

会見前について。

「昼に大野に連絡した。必ずフォローする
30分前に一言話した。いよいよキックオフ
メンバー一人一人が目を見て握手する」
 
「事務所をやめたいということではなくて、彼も会見で言ってましたけど、嵐から離れて自由な生活がしてみたい、そのためには事務所を辞めなくてはならないのではないかという話が2017年の6月にありました。これはもっとあとの話になりますけれども事務所の人も含む話し合い中で休むというのはどうかという話がありました。大野は本当に驚いていて、そんなこと許されると思っていなかったと。そんなこと許されるんですかと。で、えー事務所の人からほかのメンバーはどうなのと。いや、本人がそれでいいならいいよと。休んだらと。」
有働さんから「あ、じゃあその前は解散ということもチラついたりはしたんですか?」
「チラつきはしましたけど、何とかそれを回避して、みんなが納得するところに着地させなければならない、ま、それはおそらく自分の役割であろうと思っていました。
冷静に相葉くんどう?ニノは?松潤は?と全員の話を聞いて、あーわかりましたと。でもこれ申し訳ないけど、今日わかりましたって言える話でもないと。ちょっと時間かけても一回、話そうと、ま、冷静だったつもりだったんですけど、まぁ、僕もやっぱり混乱してたんですかねぇ、朝目覚めたらこんなこと僕、絶対ないんですけど、あのホテルのベッドの下の床んとこで、こんななって目覚めて、あー自分も結構衝撃受けてたのかなーなんて思いましたけどね。」
 
「こういう形の活動はどう?いろいろ話したんですけど、彼の意思は固まってるなという風にも感じました。」

 

例の会見での無責任発言について。
「私たちが一番お伝えしたかった誠意の部分に関してお話させて頂いてるので、ちょっと自分の中での温度が少し上がったというのはあるかもしれないです。ただ、あのご質問を頂いたお陰で結果としてきちんと我々の思いの丈が温度を乗せて伝えることが出来た。」
 温度が上がった→怒ったの言い換えの巧みさ かつ、相手の印象を下げない着地の上手さ。

「リーダーである大野の思いをほかの4人が受け入れたということではなく、メンバーの一人である大野の思いを5人全員で何とか一つの着地点にたどり着くことが出来たというのが正確なニュアンスかなと思っています。」

申し訳ないけど、これ聞いた時、私は違いがわからなかった。そのあと、

「グループ内の最高権力者であるリーダーの鶴の一声で決まったというようなニュアンスでは決してない。」

これを聞いて、あーなるほど、そういうことが言いたかったのかと納得。
 
30代後半以降の活動について。
「それは僕が30になったあたりにほかの4人に話したんですけど、今ありがたいことにこうキャーキャー言ってもらってる、でも、いつかそれは年齢重ねますからいつかそうはなくなるかもしれない、いつか国立では出来なくなるかもしれないし、いつかドームでは出来なくなるかもしれない。なら、その準備を今から始めておきたいし、のちに年を重ねた時に成熟した大人のグループになっていきたいねって話は30になったあたりにしました。」

「仮に絶頂だとしたら、山の頂の先には下る景色しか基本的にはないですから。いつかそのための備えを」

 

会見でも言いましたけどの前置きで
「線香花火から打ち上げ花火まで」

これ聞いた瞬間、あーやっぱり(翔さん的にはいつも通り)がっつり台本書いてるなーと。


「2021年以降は一時的にですけどそれぞれの活動になっていくので」

一時的というフレーズをわざわざ入れてるのがミソ。

 

zeroでの翔さんの発言全体を通して私が感じたのは「5」にこだわる印象操作の巧さ。

印象操作っていうと聞こえが悪いけど、とにかく翔さんとしてはそれがもっとも伝えたいことという感じがした。

 

このzeroでの発言が会見直後という事もあり、それこそもっとも「温度が乗った」内容だったと思う。

私が今、夜中のテンションでブログ書いてるのと同じで、以降の彼(ら)からはもう朝になって冷静に、夕べ認めた恥ずかしいラブレターでも見返すような気持ちで、よく見渡した平坦なものしか出て来ていない。

 

ただ、この一件で私が思っていた以上に翔さんは「嵐を続ける」ということに心を砕いている人なのだなと認識させられた。

翔さんが嵐に帰属意識が強いのは知られたところだけど、ニノと共に嵐のブレーンと言われる二人が例え潜在的にでも智の心情を感じ取ったり、そこを踏まえた上での展開を考えたりしていた様子がなかったことは私にはむしろ意外だった。

そういう距離感を掴めなくなってしまっているくらい嵐に対して思い入れが強いということなのだろうと思う。

 

Chapter 5  私的雑感

・例の記者会見の無責任発言騒動

この一連の報道に関して、もっとも賑わせたトピックだけど、ジャニーズの本社屋で行われた会見は入場できた時点でそもそも御用記者。実際ナックルの記者が断られてる訳だし。
一連の記事の一つにもあった通り、本来なら当然出るであろう、結婚、熱愛、SMAP、タッキーに関する質問が一切なかったのは不自然だしNGだったのは確かだと思う。
ビビッドの記者が会見前に、ジャニーズサイドから智は緊張してるが、4人は楽しくしたいと思っているのでよろしくお願いします。と言われたと明かしていたけど、逆にNG質問にもお達しがあったのか、暗黙の了解として誰もしなかったのかはわからないけれど。

そういった中で、あの質問はぶっこめる最大値として、安全圏のギリギリだった印象。

また今回の智の希望はプレッシャーも大きいトップアイドルのそれとして、世間に比較的好意的に理解を示してもらったけれど、サラリーマンでもOLでも働いてる人や、学生でもみんな日曜には楽しいことしてても、あーまた明日から仕事かー学校かー行きたくないなーと思うのは常だし、そんな状況は万人にある訳で、智の希望なんて単なる我儘じゃないかと考える人がいても別におかしくはない訳で、むしろ、あの質問がそれを封じ込める役割を担ったとも言える。

 

 ・ミヤネ屋

もう一つ、結構オタクをざわつかせたのがミヤネ屋だったと思う。

潤くんがソロ嗜好だとか、ファンからすると事実と大きく異なる報道をしてたため。

同じ宮根さん司会の会見直後のMr.サンデーでは宮根さんも嵐に好意的なコメントをしていたので、違いが余計浮き彫りになったのだけど、これは恐らく関西WS的台本進行によるもの。関東を含む他地域の方にはピンと来ないかも知れないけど、関西のWSはとにかく下世話で下品で、ミヤネ屋は(なぜか)全国放送の地位を獲得してしまったけれど、制作は関西なので、その流れに則っただけのこと。

 

報道に伴っての様々なツイートの中で、以前ニノの番組に出演して、台本上はニノにブス呼ばわりされることになっていたが、実際の収録ではニノは一切ブスとは言わず、しかし台本の流れに則た見事な進行をしていた。という女性のものがあった。

これは凄い力量の必要なことなので、本意ではなくても台本の進行を守らざるを得ないということはあろうかと思う。個人的には宮根氏のことは全く好まないけれど。

 

・出版の世界の休刊と廃刊の違いというのは、版を残すか残さないかの差らしいのだけれど、芸能の世界においては休止でも再開しなければ実質解散だし、逆に解散していても再結成するバンドとか再始動するグループなんていくらでもあるし、実質的な違いはほとんどないのではないかと個人的には考えている。しかしファンが受ける印象は大きく異なる。

休止というソフトランディングの言葉を用いたのは偏に彼らのファンへの思いやり。

と同時に彼ら自身が見出してる未来への希望。

 

 ・周年ジンクス

ここ何年かで囁かれてるジャニーズデビュー組の周年ジンクスに嵐も見事にハマったのが怖すぎる。嵐だけが安泰と思ったことはないけど、これにハマるとは思ってなかったので、私も考えが甘かったなぁと思わされた。いや、これはこれだけで何の考察もない(爆)。

 

・30代後半になると将来を考え始める説

今回の報道では意外とジャニオタ以外の一般人の、智と同世代に当たる30代後半男性の方などがこの件に言及しているブログを散見したのだけど、やっぱり男はこのぐらいの年齢になると将来を色々考えますよね的なものが多くて、うん、たぶん智はそういうのじゃないと思いますよ。的な気持ち。ただ、そういうのが偶々重なったのも智の決断が受け容れられた理由の一つかも知れない。そういう偶然ラッキーをゲットするのもある種、愛されることが仕事のアイドルの条件。

 

・嵐でなければ智はとっくに辞めていた

今回の件で、智が嵐としての活動を続けている裏で、そういうこと(脱退)を考えていたのだということにショックを受けているファンの方が少なくないように思うけど、智が所属しているのが嵐でなければ、一緒に活動しているのがあの4人でなければ智はとっくの昔に辞めて表舞台から去っていたと私は考えている。だから、むしろ、活動休止自体は哀しいかも知れないけど、今まで智が嵐の活動を続けてくれたことを素直に喜んでいいと思う。

 

・中居くん 自身のラジオでコメント(2019年2月16日)

色んな人が色んなこと言ってくるけど、会見が全てだからファンの子は惑わされなくて大丈夫といった内容。

一連の色々で、私が泣いたのはオトノハとこれだけ(苦笑)。

余計な言及は一切排して、ファンへのメッセージだけに徹しているのが彼の信念。

 

嵐はどんなによく出来ても、立派でも、人として隙とか揺らぎとかが見えるけど、中居くんはそういうのが一切見えない。見せない。彼のファンなら物凄く怖い。こういう仕事をしていて降りかかる一人では耐えられないようなネガティブな色々をどうやって乗り越えているのだろうと考えると本当に恐ろしい。

中居くんは何というか沼とかじゃなくて底がなさすぎて怖い。

完璧というより鉄壁。

 

・デビュー後に売れなかったことで放っておかれたことが良かった

今回の記者会見は絶賛されて、彼らのチームワークを改めて広く知らしめる結果を生んだ訳だけど、それは彼ら5人にきちんとグループ内自治が遂行されていたからに他ならない。そしてその自治は彼らがデビューまでは無事に漕ぎ着けて、かつ、その後、鳴かず飛ばず状態がしばらく続いたことで、逆に上からは半ば放っておかれたことで生まれたものであり、結局はそれが功を奏したのではないかと思う。これは偶然メンバー全員がそれを行えるだけの胆力があったからであり、また時期が良かったのも当然ある。

 

彼らはこの結論に至った経緯を時期まで含めて可能な限り詳らかにすることで、少なくともファンに余計な憶測や不安を与えることをシャットアウトすることに成功したのだけど(それでも防ぎようがない憶測記事の流布等は当然考慮したと思われるが)、時期を明らかにしたことで、untitledのユニット曲解釈に見られるような、ジャニオタに特有の余計な考察を推し進めてしまう結果に繋がっているのは皮肉。